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  • 2008.12.19 Friday
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日商1級・全経上級の考察(4)

(3)では【商業簿記】【会計学】について触れましたが、今回は【工業簿記】【原価計算】について触れたいと思います。


【日商1級】・【全経上級】の場合、【工業簿記】で出題される形式は主に、


【標準原価計算】

【直接原価計算】

【部門別計算】

【予算編成】


の4つに大別され、これに【総合原価計算】や【個別原価計算】を絡ませて出題されるケースが多いと思われます。


【工業簿記】で最も大事なことは、仕掛品・製品がどのような過程を踏んで作られているのかといった、仕掛品・製品ができるまでの流れをきっちりと把握することです。

これについては、問題文や問題の資料として必ず(一部推定もありますが大半は)与えられています。
よってこの段階で間違ってしまうということは、(1)で指摘した【問題文や問題の資料をよく読みとらなかった】という理由以外に考えられません。

このミスは、単に自分が勉強不足で分からなかったということよりもはるかに大きいダメージを負いますので、問題を解く際にはよくご注意下さい(実際、自分もこのミスを重ねたせいで何日か勉強が嫌になった経験があります)


しかし、ただ流れを把握しただけでは答えを出すことはできません。
これに続いて大事なことは、仕掛品・製品を作るための材料費・労務費・経費(標準・実際問わず)を計算するための基礎知識がしっかりと備わっているかということです。


なぜこれが大事なのかというと、仕掛品・製品を作り出すための基礎となっている材料費・労務費・経費を間違ってしまうと、全て芋づる式で間違うからです。

例えば、【直接原価計算】において固定費調整のところまでいって計算も全て完了したのに、材料費の計算で先入先出法と平均法を間違えてしまった、というケースや、加工費の部門別計算で、予算データと実際データの資料の読み取りに失敗してしまった、というケースがあります。


このパターンでは、基礎知識の部分が間違っているために、たとえ仕掛品・製品の流れを把握していたとしても数値が合わないため、結局は0点になってしまうという非常にダメージが大きい間違え方です。


これらを回避するためには、総合問題や過去問を中心として、とにかく多くの問題をこなすことが重要です。
【工業簿記】のような計算を中心とする問題は、量を多くこなさなければ理解は深まりません。この言葉だけだと多少語弊がありますが、自分はまず量をこなすことをお勧めします。これは、

・問題文や問題の資料の読みとりを正確に行う力をアップさせられること

・材料費・労務費・経費の集計から仕掛品・製品へ作られる過程を素早く理解するための訓練が行えること

・間違った箇所をテキスト等で確認して、何故そのようになるかを理解できること


の3点を効率よく行えることができるからだと考えるからです。


また、このことは【全経上級】でも非常に役に立つことだと思います。
【全経上級】の【工業簿記】では【会計学】と同様に、計算結果を導いた理由や計算過程を書かせる場合が多いからです。
しかしこれは、上記の3点を理解していればそれほど負担にならず、かえってその部分を書くことで、計算結果が間違えていたとしても部分点がくる可能性があります。



次に、【原価計算】について考察します。

まず最初に書いておきたいことがあるのですが、この【原価計算】という科目は、受験生の実力差があらわれる重要な要素が強い科目だと感じています(←あくまで主観的な考えです)。


それは、この科目は足切りを招くような難しい科目にもなり、満点を取れるような易しい科目にもなるという変動的な要素があるからです。
つまりここで言いたいのは、この【原価計算】こそが【日商1級】・【全経上級】の合否を分ける重要な科目だということです。


さて、【原価計算】で出題される形式についてですが、この科目ついては特にこれだ、というものがないと思っています。
しかし、共通して問われていることは【立案の判定】です。
差異分析にしかり、キャッシュフローにしかり、最適セールス・ミックスにしかり、結局問われているのは、具体的な2つ(あるいは3つ以上)の案のうち、どれを用いれば利益をより多く算出できるか、ということです。


しかし、自分はこれらを算定する時に困った問題が2つあると思っています。
まず1つに、問題で与えられる資料が非常に多いという点です。これについては例として、セールスミックスがあげられると思います。


立案の判定ということですから、当然2つ(あるいは3つ以上)分の資料が与えられてきます。
この時に困るのが、どの資料がどの案に関係しているか、また、どの資料が立案の判定に必要なのか(あるいは必要ないのか)の選別を行わなければなりません。
それにより多くの時間を費やす結果となり、解答する頃には時間切れ、ということが起きかねません。



もう1つに、1つの細かな計算を間違えただけで、解答が全滅してしまうケースがあるということです。これについては例として、設備投資のキャッシュフローがあげられると思います。


タックス・シールドでの計算間違い、割引現在価値での四捨五入や端数切捨ての指示の読み飛ばしによって、1円でも数値が違えば大抵は×になります。
それによって、判定での金額も間違えて全滅してしまい、結局足切りとなって不合格となってしまうケースが多いです。


これらを解決する策としては、【工業簿記】と同様に、総合問題や過去問を中心として、とにかく多くの問題をこなすことが重要です。
しかし、【原価計算】の場合は、その試験で初めて出題されるパターンの問題が多いので、とにかく問題文や問題の資料の読み取りを注意するということが大事です。

たとえその時に難しい問題が出されたとしても、自分だけできずに他の全ての受験生ができるということはありません。その中で、どの問題ができるのかを見極めて、そこを確実に解答することが合格への近道となります。

日商1級・全経上級の考察(3)

(1)(2)と【日商1級】・【全経上級】の全体的な説明をしましたが、今回はその内容(【商業簿記】【会計学】【工業簿記】【原価計算】)をそれぞれ考察していきます。
といっても、この試験は一般に【商業簿記】【会計学】と、【工業簿記】【原価計算】の2つに分かれるので、まず【商業簿記】【会計学】を考察します。


【日商1級】・【全経上級】の場合、【商業簿記】で出題される形式は主に、


【損益計算書】

【貸借対照表】

【決算3勘定】

【残高試算表】

【本支店会計】

【連結財務諸表(剰余金計算書も含む)】

【連結精算表】


の7つに大別されるのではないか、と思います。

ここでは、【損益計算書】【貸借対照表】【決算3勘定】【残高試算表】のような個別会計の総合問題の場合と、【本支店会計】【連結財務諸表】【連結精算表】のような個別会計以外の総合問題の場合とに分けて考えます。



(1)個別会計の総合問題

個別会計の総合問題が出題された場合、まず取り掛かることは、問題の全体を見て、点数の取れる箇所と取れない箇所を見極めることです
こういう形式の時は、点数が比較的取り易い問題が必ずありますし、「何じゃこりゃ!?」と思われるような難しい問題も必ずあります(実際自分もこれに引っ掛かって、時間配分を大きく間違えました)。


そして比較的取り易い問題として出題される確率が高い箇所は、

【商品売買・特殊商品売買】の売上高、仕入割引、売上割引、棚卸減耗損、商品評価損

【当座預金】

【有価証券】

【固定資産(リース会計も含む)】

【再振替仕訳・見越繰延処理】


の5つだと自分では考えています。


特に【当座預金】【有価証券】【再振替仕訳・見越繰延処理】の3つは取れやすい問題が多いです。

【当座預金】に関しては複雑な計算はありませんし、他の箇所と連動している場合が多いので最初に解いたほうがいいかもしれません。

【有価証券】に関しては、売買証券・その他証券の場合は主に評価替えしか問われませんし、満債の場合も償却原価法しか問われない場合が多いので、そこを勉強していればそれほど難しくありません。
ただし、有価証券の目的変更の手続がある場合はそこを飛ばしても構わないと思います。

【再振替仕訳・見越繰延処理】に関しては、取れやすいというよりはむしろ絶対に取るべき箇所です。
ここは上級者でも意外に見落とす事が多いので、問題を見てこの箇所があったら必ず最初に解くようにすべきではないかと思われます。


逆に取り難い問題として出題される確率が高い箇所は、

【商品売買・特殊商品売買】の仕入(売上原価)、積送品、委託販売、試用品

【新株予約権(付社債)】

【外貨建会計】

【貸倒引当金】

【税効果会計(評価差額金は除く)】


の5つだと考えています。


特に【特殊商品売買】【貸倒引当金】【税効果会計】の3つは、自分に自信がある人、あるいは他の問題を完璧にこなした人だけが解けばいいのではないかと思います。

最近の個別会計の出題を考えると、【特殊商品売買】や【税効果会計】を絡ませる問題が多く見受けられますので、初めて受験される方は、こういった問題は最後に解く、あるいは手をつけないほうが時間配分を間違わずにすむと思います。

これらにはあまり配点がつかないかなと思われるからです。これらを解くなら、上記の取り易い問題を確実に解いたほうが点数を稼げます。



(2)個別会計以外の総合問題

個別会計以外の総合問題が出題された場合に最初に取り掛かることは、未達・未処理事項があるかどうかを必ず確認して、それがあった場合は必ずその問題から最初に解くことです。

【本支店会計】の場合は、未達・未処理事項がある場合が非常に多い上に、最後の本支店合併財務諸表を作成する場合にこれらと関連する項目が多いので、未達事項を見落としてしまうと大量失点に繋がります。


さらに注意すべきこととしては、【本支店会計】の場合は本店会計と支店会計のどちらを最初に解くべきかと考えた場合、自分はどちらを先に解くかではなく、まず解答用紙を先に見て、それから必要な箇所のみ解答するということをお勧めします。

解答用紙を見て、解答を出す上で個別論点の何が必要で何が不必要なのか、本店の財務諸表だけを求めるのか、あるいは支店の財務諸表だけ求めるのか、ということを判断し、無駄な計算を省略して時間を調整することが重要です。


しかし、本店だけ、あるいは支店だけといった解答ではなく、本支店の合併財務諸表を求める問題が出題されたりもします。
その時はどちらにも手をつけて解答しなければならないのですが、要領よくやるために手を出さないほうがいいという項目があります。


それは【当期商品仕入高】【売上高】【期末商品棚卸高】の3つです。これらは原価率を求めないと解けない場合が多いので、手を出してしまうと時間を多く削られます。


よって商品売買を考える場合にはこれらは避け、【期首商品棚卸高】【繰越内部利益戻入】【繰越内部利益控除】といった比較的短時間で解答を出せる問題から取り掛かかったほうがいいと思われます。


一方、【連結財務諸表】の解き方についてはある程度パターンが決まっているので特に言及するところはないのですが、気をつけて欲しい論点としては、

「どの時点でS社株式を購入しているか」

「全面時価評価法なのか部分時価評価法なのか」

「利益剰余金の増加分を出す時、配当金と役員賞与をしっかり含めているか」

「連結の処理方法と持分法適用の処理方法の違いを理解できたか」


の4点だと思います。


自分の中で特に「忘れがちだな」と思われるのは、

最初にS社株式を持分法適用で入手してそのまま決算を通過し、後にS社株式を追加取得してS社を連結子会社にした場合に、追加取得時の仕訳はどうなるか、というところです。

この問題に関して注意すべきことは、追加取得した時の処理で、決算整理を行った時に追加されたS社株式を考慮して相殺する仕訳を行うことだと考えています。
ここの考え方を正しく理解していないと、仕訳がごちゃごちゃになって解答を出せずにそこは全滅、なんてこともありえるからです。


【全経上級】で(最近は【日商1級】でも)出題される【連結精算表】に関しては、基本的には【日商1級】と同じやり方で解けばOKです。
しかし、【連結精算表】の場合は剰余金計算書を作成する場合に勘定科目を問われることがありますので、計算方法だけではなく勘定科目も忘れないようすればいいと思います(要は連結時の仕訳さえ忘れなければOKです)。



次に、【会計学】について考察します。


【会計学】については【商業簿記】と違って、【日商1級】と【全経上級】では問題の出題形式が異なります。その内容は、

【日商1級】では理論問題よりも計算問題が中心で出題されるのに対し、【全経上級】では計算問題よりも理論問題が中心で出題される

と、いうことです。


【日商1級】の【会計学】では、【商業簿記】で出題されなかった個別論点が出題される事が多いです。

しかし【商業簿記】と違って、解答箇所が少ない問題が多いために一つの解答に対する配点が高く、基本的な部分から連動している応用的な部分も出題される事が多いので、一つ間違えると全滅して大きな失点になりうるというリスクがあります。

その例として、最近では第107回の【キャッシュフロー計算書】、第108回の【長期請負工事】、第110回の【連結会計】などがあげられます。

つまり【会計学】では、ある一部門の深い部分を問う問題が多く、応用的な問題も解けられるような知識と理解がなければ高得点は望めないということが言えます。


これらの対策としては、まず理論・計算問わず基本的な箇所は必ず正解できるように解答して、難しいと感じたらその問題のそれ以上はあきらめて別の基本的な箇所を解答する、としたほうがいいです。
【日商1級】の【会計学】では、基本的な箇所が正解できれば【足切り】は免れると思われるので、余った残りの時間は【商業簿記】の確認等に回してもいいかと思います。



【全経上級】の【会計学】は個別論点が出題されることについては【日商1級】と同じですが、こちらでは理論が覚えているかどうか、そしてそれを書けるかどうかが重要となります。
(1)でも書きましたが、【全経上級】の【会計学】には理論の小問題が必ず10問出題され、そこが【全経上級】の【会計学】の得点源になります(自分の場合でもここができていたおかげで【会計学】は高得点を取る事ができました)。

しかも、理論を必要とするのはその10問の小問題だけではなく、他にも個別に理論の出題がある場合が多いので、理論を覚えることができればさらなる高得点が望めます。

日商1級・全経上級の考察(2)

(1)では【日商1級】・【全経上級】の簡単な説明と対策を書きましたが、今回はもう少しこれらを掘り下げて考えてみようと思います。


内容はたぶんほとんどの方が分かっているとは思われますが、この2つの試験は【商業簿記】【会計学】【工業簿記】【原価計算】の4つから成り立っており、【日商1級】の場合は各25点ずつの計100点、【全経上級】の場合は各100点ずつの計400点で成り立っています。


そして、この試験には【得点調整】の他にもう1つ特色がありまして、【足切り】というものがあります。

これは、【商業簿記】【会計学】【工業簿記】【原価計算】のいずれの1つでもその科目の40%未満、つまり【日商1級】の場合は10点未満、【全経上級】の場合は40点未満だった時は、例え合計で70点以上あるいは280点以上取れていたとしても問答無用で不合格にされることです。


これがいまいち分からないと思われる方は、大学受験で行われるセンター試験を思い浮かべてくださればいいと思います。
センター試験は2つの資格ほどここまでシビアではありませんが、1つ、あるいは2つの科目だけ優れていても合格できないということでは共通していると言えるのではないでしょうか。


上の文章で裏を返せば、苦手な科目を作ってはならないということに繋がります。

つまり、自分が得意な科目ではしっかり高得点を獲得しつつ、苦手な科目もほどほどにできなければならない、という、大学受験と同じような攻略法と勉強量が必要になるからです。


自分の場合、大学受験については失敗したのであまり言えないのですが、2つの資格に対しての対策としては、

「どの科目も偏りなく勉強する」

「1日中1つ、あるいは2つの科目だけ勉強するのはできるだけ避ける」

「計算問題(特に【工業簿記】【原価計算】の計算問題)を毎日1題は必ずこなす」

を重視したほうがいいと考えています。

1つ目は当たり前のことなので特に言及しませんが、2つ目の理由としては、1日中同じような問題をやってしまうと、どうしても偏りが生まれるからです。

特に、その日にやった科目の問題がほぼ全部スラスラできたという日には要注意です。そこから変な自信が芽生えてしまい、苦手な科目を敬遠しがちになってしまいます。

実際自分も、たまたまできたからといって「次の日も同じ科目を勉強しようか」としてしまうことが何度かあり、結果、苦手な科目の勉強不足に繋がったことが不合格の要因の1つになった、ということがありました。


これを避ける一番いい方法は1回分の総合問題か1回分の過去問を毎日解く、あるいは目を通すことです。

総合問題や過去問でほぼ全部スラスラということはあまりありませんし(合格レベルの人でもスラスラ行うのは困難と言われていますし)、ほぼ強制的に偏りなく4科目勉強することができるからです。

さらにここで要注意して頂きたいのは、それを解答した時に「できなかった・点数が悪かった」は関係ないということです。
そこから何を間違ったかを分析する、もしくはそこと似た問題をもう1度解き直すことが重要ですし、そこでの点数が本試験と繋がっているかというとそうではないので安心していいと個人的には思います。


最後の3つ目の理由ですが、計算問題は4つの科目全てに共通することだからです。
どの科目の勉強をしたとしても、計算問題だけは他の科目と繋がりを持っています。


例えば【商業簿記】や【会計学】の退職給付会計、リース会計に出てくる年金原価係数は、【原価計算】の設備投資のキャッシュフローと繋がっていますし、【商業簿記】の外貨建満期保有目的債券や外貨建投資有価証券の決算整理の考え方は、【工業簿記】の標準原価計算における差異分析と繋がっています。


つまり、科目は違えど同じような計算方法が出てくることがあるので、計算問題を欠かさず行うことにより他の科目にも強くなれ、計算方法を応用してすぐ覚える事ができるという利点があります。

日商1級・全経上級の考察(1)

【日商1級】は年間2回(6月と11月)行われ、合格率が平均10%台、【全経上級】も年間2回(7月と2月)行われ、合格率が平均15%台、と、どちらも非常に難関な試験です。

【日商1級】は一般に100点中70点以上とれば合格、【全経上級】は一般に400点中280点以上とれば合格、と言われていますが、実質的には全体の上位10%、あるいは上位15%が合格するという競争試験と言っていいと思います。


これらの試験は2級や3級と違って、「得点調整」が行われています。
これは、全国の答案がいったん中央に集められ、特に正解率の高い箇所に配点を高くしたり、低い箇所に配点を低くしたりすることで、これらが行われることによって合格率を10%台や15%台に抑えて操作するのです。


何故正解率の高い箇所にわざわざ配点を高くするか、正解率の高い箇所に配点を高くすると合格率が上がってしまうのではないか、という疑問がありますが、自分が考えるに、「正解率の高い箇所がいかにできているか」によって合否を分けていると思うからです。


つまり、基礎的なことをいかに正確に、かつ確実に覚えているかが問われている試験だ、と思うからです。


このことから、不合格となっている受験生の大半が、

「基礎的な事ができていない」

「ケアレスミスをしている」

「解答ばかり気にしすぎて、問題文や問題の資料をよく読みとらなかった」

「時間配分を間違えた」

「一つの問題にこだわり過ぎた」



といった、問題の質とはあまり関係のない事が多いということが考えられるのではないでしょうか(自分の場合も、不合格になったときの解答を見直してみるとそういう解答が結構な割合を占めていました)。


よって【日商1級】の場合は、

「パッと見て難しい問題だと感じたら、絶対にそこには時間をかけない事」

「他の受験生が正解しそうな箇所は何が何でも正解させる事」

「自分が得意とする問題が出題されたからといって、その問題に対して「こういうパターンの問題か〜」といった先入観を持たない事」

「何が問われているか、その問題を解く時の最初と最後に問題文を必ず見直す事」

「問題の全体をざっと見て、解けやすそうなところから取りかかる事」



という5つが合格への近道となります。


しかし、【全経上級】の場合も同じ事がいえる、とは限りません。
この試験の場合は最終的な答えを出して終わりという問題が少なく、ほとんどの箇所でその答えをどうやって導き出したかという理由や計算過程を問う事が多いです。

例えば会計学の場合は会計学に関するある1文が出され、その文の○×(間違っているかいないか)と、×の場合はその理由を問う小問題がどの回でも必ず10問用意されています(「簿記は数学と一緒だ」←こういう感じの文が出され、間違っていればその文のどこがおかしいか(この場合は「簿記と数学は一緒ではなく、別々の分野である」という文)を書く問題という感じです)。


以上から、【全経上級】では【日商1級】で使っていた「難しいからこの問題は捨てる」といったことができません。

過程が問われているということは、その過程が得点に結びつく可能性が高いということですから、一概に捨てることは禁物です。
実際に自分の場合でも、最終的な答えは全然違っていたのに思ったより得点が取れていた、という科目がありましたので、これは間違いないと思います。

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