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  • 2008.12.19 Friday
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簿記論・財務諸表論の考察(2)

だいぶ日が開いてしまいましたが、続きを書きたいと思います。
今回のテーマは「時間」です。

また、前回に引き続いて一部痛いところを付く論点が入っているので、見たくない方についてはこのままスルーしてください。







前回は不合格を突きつけられてからの意識の変化について述べましたが、今回は「もっと勉強しておけば良かった」と思った時点で不合格になるということを書きます。


去年、自分が不合格になった時に、自分の何がいけなかったかについて考えた結果、


「3月下旬に東京に編入学して、東京での一人暮らしの生活に慣れることに時間がかかったこと」

「大学の講義を毎日3科目ずつ受けていて、その単位を取る方に時間を費やしたこと」

「1級と掛け持ちで勉強していて、簿記論の勉強時間を確保できなかったこと」



といったことが出てきました。


去年の簿記論については、1月速修ということもあってハイペースで勉強していました。
が、それまでに1級を勉強していたこともあり、実際試験においても「何を言っているのか分からない」という問題はなかったので、「理解」については敗因がないと思っていました。
つまり、不合格の原因は「簿記論を勉強する時間が取れなかった」という時間(演習)の足りなさだと思ったのです。


しかし、今思うと、この「時間が取れなかった」という理由は不合格になる理由にはならないと感じています。
なぜなら、どんなに忙しくて苦しい生活を送っていようとも、勉強する時間を確保できる余裕がどこかに絶対あるからです。


自分は編入学をした4月から試験1ヵ月前まで、1日に勉強した時間は平均で2〜3時間程度だったと思います(日曜は完全休養にしていました)。
ちなみに、1ヵ月前から試験直前までは講義が徐々になくなっていったので、1日8時間程度勉強していました。
生活については、平日は朝7時に起床して夜10時30分近くに帰宅するという生活を送っていて、一般の大学生と比べるとハードな生活を送っていました。


これだけを振り返ると、やはり時間の足りなさに敗因を求めてしまいますが、本当の敗因は、テレビやインターネットを見ている時間を削って、その分を睡眠時間に充てることで朝早く起きて30分問題を1題解く、といった、普段の生活の中で時間の使い方の変化をつけられなかったことが敗因だと思います。
すなわち、「あの時間を勉強に充てられたのに…」と思ってしまったからこそ、そこに敗因があったのです。


ちなみに、「授業時間を削って税理士試験の勉強を優先する」や、「勤務時間を削って税理士試験の勉強を優先する」というのはNGだと思っています。
なぜなら、大学生なら単位の取得(講義の出席及びA取得)、社会人なら仕事が第一であり、これが優先順位の中で一番だと考えているからです。
社会人の方々は聞いたことがないので分かりませんが、自分の同級生から「専門の勉強が忙しいから今日の授業を休む」や、「バイトが忙しいから今日のノートとっておいて」ということを聞きます。
自分は、その行動については絶対に間違っていると感じています。


大学生の本来の目的は「一つ一つの講義をAで取得できるように努力して、卒業単位を満たすこと」ということで、専門の勉強やバイトはあくまで付随行為に過ぎません。
もし上の考え方が間違っているという方は、大学への授業料や生活費を払っているのは誰か、ということをよく考えたほうがいいと思います。
自分で授業料や生活費を払っているのなら話は別ですが、他人、しかも両親のすねをかじって大学に行かせてもらっているのにそれを放棄するということは、1時間かそこらの税理士試験の勉強のために約1万円(大学の授業料を講義数で割るとこれくらいの額)を捨てているのと同じだと感じるからです。


自分は大学に入学して以来、このことを忘れず、常に優先すべきは何なのかを考えて行動しています。
事実、自分が入学してから今日現在まで、履修した授業は100科目(168単位)ありますが、この中でA(100点〜80点)の科目は94科目(154単位)あります。
また、自分は入学して以来、大学の授業を一度も休んだことはありません(熱が38,6度出たことがありましたが、強引に朝一の民法の授業に出席したことがあります)。
この結果として、仙台の大学では380人から8人のみ選ばれる奨学金、東京の大学では240人から4人のみ選ばれる奨学金を頂いています。


つまり、ここで言いたいのは、「大学の授業や会社の仕事で忙しい」というのは、税理士試験の不合格の原因には直結しないということです。
特に、大学生の立場からいうと、大学生は社会人よりも勉強時間をたくさん確保できるにもかかわらずそれで不合格になるということは、気づかないところに何かしらの甘えがあるということだと思います。
社会人の方々は仕事という大きなハンデを背負いながらも税理士試験に合格しているというのに、このハンデを生かせない大学生は、税理士試験というものを少し甘くみているとしか思えません。


これを踏まえてからは、自分は勉強する時間の使い方が変わったと思います。
大学の授業が減ったということがありましたが、この間は就職活動やFP2級の独学などをしていましたので、簿記論・財務諸表論の勉強以外にも忙しい生活を送っていました(朝から企業説明会を2社回って夜に専門学校に行っていた日が何日もありました)。
さらに、一人暮らしである点、通学時間に往復1時間半費やしていた点などを踏まえると、普通に勉強していた方々よりは幾分かはハンデがあったと思います。


しかし、これらの状況でも2科目ゴウカクを勝ち取ることができたということは、普段の忙しい生活を言い訳にせず、どこかで勉強する時間を作って勉強していたからと感じています。
先日、合格祝賀会に出席した時に他の合格者からいろいろと話を聞きましたが、誰一人として普段の生活を犠牲にして勉強している方はいませんでした。
現在大学3年生で、単位を取るのに忙しいだろうと思う方でさえ、会計事務所で年末調整や確定申告で忙しいだろうと思う方でさえ、それらを理由にして税理士試験の勉強に手が回らなかったと答えた方はいなかったです。


このことを聞いて、自分の考え方はやはり間違っていなかったと感じました。
自分も、「こんな忙しい生活をしているけれど、この生活を不合格の敗因にしたくない。なにより、この忙しい生活が敗因だったのではないかと他の人に言われたくないし思われたくない」という気持ちを持って毎日勉強していました。
この負けず嫌いの根性こそが、不合格という現実から見つけた、この税理士試験を勝ち抜く一番の秘訣だと思っています。


次回以降は、「簿記論」「財務諸表論」それぞれについて、どうやって合格できたかということについて具体的に書きたいと思います。

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  • 2008.12.19 Friday
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  • 06:00
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コメント
アトラスさんこんちゃ!

アトラスさんのおっしゃる通り、合格を重ねてる人って、
大切なモノをしっかり大切にしてる人が多いように感じます。

おいらもメシ・フロ・ネル・カゾク・シゴト・ベンキョー
全部大切にしています♪
ただ、他の事を一切やってませんけど。。。(笑)

そうそう、アトラスさん簿外資産をなにひとつ持ってませんとか言っておいて、
かなりでかいモノ持ってるじゃないっすか〜
消費の理論もうすぐ終わりそうですね♪
頑張って終わらせて上級なんか蹴散らしちゃえ!!!
こんばんは、たつさん!
コメントありがとうございますm(_ _)m

自分の場合も、当時は大学の授業、専門の授業、自習、炊事・洗濯、就寝といったことだけを大切にして、他はおろそかでした(笑)。

その結果、前期末や後期末に行われるゼミの飲み会を何回もサボったりしたので、同級生やゼミ生の先輩・後輩との仲があまり良くなかった時期がありましたね〜(今は和解していますが…汗)。

でも、当時は結果に飢えていたというか、これを得るために東京に出てきた、というものが欲しかったので、正直、ゼミや他の人のことについては気が回りませんでした。

本当は当初からゼミの同級生や先輩・後輩と友達になりたかったのですが、そこで流されてしまうと「あの時勉強しておけば良かった…」と後悔する危険を感じていたので、当時は思い切って自分の世界に入って頑張るということにしていました。

理論については、恥ずかしながら、全てを完璧に言えて書ける、という領域にはまだ達していません…(未だに「課税の対象」と「納税義務者」の国内取引と輸入取引の文章がごっちゃになる時がありますから…笑)。

それを考えると、「もうすぐ暗記が完了します」と言っている自分を見た上級の方々は、「ふん、そんな状態で理論完了だなんて甘すぎる!」なんて、鼻で笑われそうな感じがします(汗)。

まずは、年末までに消費の基本理論43題は一通り終わらせて、年始からは上級の方々を蹴散らせるレベルまで持っていけるように頑張ります!
  • アトラス(管理者)
  • 2006/12/27 1:06 AM
 はじめまして、私も編入し今度4年になる者です。今年初めて税理士にトライしようかと思っています。
 アトラスさんの考え方はとても感心できるし見習いたいです。
 今年は簿記2級の試験を終え合否はまだわからないのですが、財務諸表論を1科目受験するつもりです。時期的に遅い感はあるのですが、それでも始めるつもりです。
 専門学校には行かずにTACの教科書を買って独学でチャレンジしようかと思っています。
 何か良いアドバイスがあればお聞かせください。
  • なお
  • 2007/02/28 2:34 AM
 ちなみに私は25歳です。敗北感?どうでしょう?編入できたことが幸せと感じ、ポジティブに考えるようにしていますよ。
 1.2年生と同じ授業は本当に辛かったので気持ちよくわかりますよ。
 私は専門学校からの編入ですのでちょっとちがいますね。専門は仙台だったのでアエルなんかたまに行きましたよ。
 今後もよろしく!
 大学は恥ずかしいので関東圏とだけ・・・。
 
  • なお
  • 2007/02/28 2:54 AM
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